239 また雪が降る



また雪が降りました。


この1週間に3〜4回、この時期にしてはかなり頻繁に降っていて、3月というより1月頃のような天候ですが、違うのは雪が湿っていて重く溶けやすいことでしょうか。


上田高校のロータリー脇、倉庫前の植え込みの様子です。





さて、本校の大きなイベントの1つ、フィリピンスタディツアーの一行が、日曜の夜遅くに日本に帰って来ました。


体調を崩した生徒もいたと聞いていますが、その生徒も帰国前には一団に復帰し、全員揃って帰国できました。

それも含め、普通では経験できない、いい経験になったと思います。


フィリピン最終日、帰国前日は、ICANの児童保護施設「こどもの家」を訪問し、子どもたちと歌を歌ったり、ゲームをしたり、日本を紹介するプレゼンテーションをしたり、演劇やダンスを披露したりして交流しました。











こどもの家を去るときには、すっかり仲良しになり、子どもたちも生徒たちも別れ難い様子だったようです。


ホテルでの最後のシェアリングには、この時期にフィリピンに滞在している、大阪大学大学院教授でデラサール大学客員教授の竹内俊隆先生と、ジャーナリストの和田等さんという2人の上田高校OBをコメンテーターにお迎えしました。

生徒たちは1週間の滞在で、感じたり考えたりした多くのことを率直に出し合いました。

「強い体験」を語りながら、感極まって涙をこぼす生徒も見られたそうです。

2人のゲストからは、厳しくもあたたかい助言やエールをいただきました。


一方、今日の上田高校は、生徒は校舎内立入禁止、入試業務を行いました。

校舎内には入れないものの、あちらこちらで班活動を行う生徒がたくさんいました。


私は、午後からはそんな学校を離れ、長野市で行われた、新県立大学の設立委員会に出席しました。

長野の方が雪が少なく、雪はほぼ雨になっていました。


大学名は「長野県立大学」に決まり、学費や大まかな入試システムも決まりました。

全国的に入試制度が変わる直前の平成30年4月開校です。

これまでにない斬新な取組にもチャレンジして、いい大学になってほしいと心から思っています。





Posted by 上田高等学校長. at 2016年03月14日21:44