今日から全日制は、入試業務と並行して、1・2年生の特編授業(今回は4時間)を再開しました。
24日の終業式・離任式の前日まで続きます。
その初日の今日、2学年(新3学年)は、学研から講師を招いて、3・4時間目に全員を対象に「小論文講演会」を行いました。
毎年この時期に行っているようですが、内容はその都度変えてもらっていて、今年はグローバルの視点とアクティブラーニングの演習を取り入れてもらったようです。
午後は全日制の成績会議(進級判定会議)と職員会議を行いました。
さて、フィリピンスタディツアーに行った26人のうちの2年生7人全員が揃って校長室に帰国報告に来てくれました。
始業前ということもあり、時間は僅かでしたが、1人ずつしっかり感想を述べていましたし、私からの質問に対しても間髪を容れず明確に答えるなど成長ぶりを感じました。


お土産をもらいましたが、車の木の模型は、ジープニーとかいう車のそれだそうで、参加者からのメッセージが書かれていました。


本校で行うSGHの様々な取組は、事前・事後学習をしっかりやっていることの意味もそうであるように、「いい経験になったね」では、意義はないとは言いませんが、勿体ないし不十分だと考えています。
生徒たちには、今頭や心の中にあるたくさんのモワッとしたもの(漠然としたもの)をしっかり意識化し、言語化してほしいし、フィリピンで実現できた「強い学び」を、授業をはじめとして生活の中でこれからもしっかりと続け、さらには「深い学び」に繋げてほしいと伝えましたが、1年生を含め、今回参加したメンバーが、フィリピンという非日常で体験したり感じたりしたことを、これからの日常でどう還元できるのか、日常をどう変えるのか、ということが本当の意味での「肝」だと思っています。