229 卒業生による進路講演会を行う



今日はほぼ4年に1度の2月29日で、このブログも今年度通算229号、どちらも229です。

ちょっとした偶然ですが、2月29日と言えば閏年、閏年と言えばオリンピック。

閏年とオリンピックイヤーが重なっているのは、(少なくとも小さい頃私はそう思っていたように)閏年にオリンピックの開催を合わせたのではなく、そもそも第1回のアテネ近代オリンピックが閏年の開催でその後ほぼ4年に1度のサイクル(時折例外あり)が重なっていたからだとか。


さて、今日は雨模様の1日でしたが、雨の割に結構寒いなあと思っていたら、やはり夕方から雪が舞いました。

でも、大して積もることがなく、よかったと思っています。

何せ、明後日はハレの卒業式なので。


後期選抜の志願変更が今日から始まりました。

今日は全日制で若干動きがあったものの、変更はほとんどありませんでした。


定時制は予餞会(卒業生を送る会)、全日制は1・2年が午前中テスト返却と解説のための特編授業、3年は登校日、午後は1・2年全員対象の「卒業生による進路講演会」をサントミューゼに移動して行いました。





この講演会は同窓会の全面バックアップを受けて行ってきているそうで、大変ありがたい企画だと思いますが、今年の講演をしてくれたのは、冨山泰さんです。

本校84期の卒業で、東京大学大学院からアメリカ・アイオワ州立大学の博士研究員を務めた後、寿製薬株式会社に入社し、現在代表取締役社長でいらっしゃいます。

演題は「抗糖尿病治療薬・スーグラ錠の創薬」というもので、この「スーグラ錠」は株価に影響を与えた位の画期的な新薬だそうで、マスコミでも大きく報道されましたが、その辺りも詳しく話していただきました。


休憩を挟んで、同じ寿薬品の総合研究所薬理研究室係長の小出智和さんを交え、本校から小岩井進路指導主事とSGH係で社長さんと同郷の小宮山教諭が加わって、4人でパネルディスカッションを行いました。





小出さんは96期の卒業、冨山さんと同じ東京大学大学院の出身です。

お二人とも率直でざっくばらんな方で、会場の生徒から質問が出されるなど、全体を通して例え薬学そのものに興味関心がなくても十分楽しめたし、参考にもなった話だったのではないかと思っています。


今日はもう1つ。

先週末、土曜日に「上田高校運動部OB連合会」の第22回総会が上田市内で行われ、80人を超える皆さんが集まったのですが、その場に招待され出席をしました。

講演・総会・懇親会あわせて4時間以上の会でしたが、恩師、同期、同級、旧知、同窓会役員といった皆さんもいましたし、全体としてもとてもあたたかい雰囲気の会で、あっという間に時間が過ぎました。

会の挨拶の中でも言いましたが、OB連合会の皆さんには、個々の班活動に対する物心両面のご支援と、連合会として北信越等のブロック大会以上の大会出場者にその都度激励金を頂いていて、その御礼をどこかで申し上げないとといけないとずっと思っていたので、お呼びいただいて絶好の機会だと思ったのですが、それに加えて、講演会の講師が本校同窓生でSBCアナウンサーの中澤佳子さんで、ずっとどこかで会えないかなあと思っていた方だったので、まさに万難を排して出席したというわけです。


記念に中澤佳子アナと写真を撮ってもらいましたが、実物はテレビで観るよりさらにシュッとしていて、声もきれいで、さすがテレビ界の人だと改めて思いました。




  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月29日22:34

228 後期選抜の願書受付締め切る



今朝は外に出た時に吐く息がかなり白く、久しぶりに冷え込んだのではないかと思って、調べてみると、上田で最低気温が-5℃を下回ったのは1週間ぶりでした。


今日は全日制も定時制も、テスト明けで、授業がありません。


正午で、後期選抜の願書受付が締め切られました。


写真が見にくいと思いますが、全日制は募集人員320に対して志願が369。




定時制は募集人員23に対して志願が10。




5区(上田小県地区)では、中学校卒業者数が大幅に減り、上田染谷丘、上田東、丸子修学館の3校の募集人員が40ずつ減っているということもあってか、上田染谷丘が定員を100超えたという状況がありますが、それを含めて、昨年度と比べると個々の学校では様々ではあるものの、長野県全体を見ると、例年と少し異なる志願傾向を示しているような気がします。

5区以外では募集人員が前年と比べてあまり大きくは変わらなかったこともあるのか、一言で言うと、全日制は昨年度より「平準化」されている(1倍の周辺に集まっている)と言えそうです。


月曜から志願変更が始まります。


午前中は長野県庁に行き、高校教育課と意見交換・情報交換を行いました。



長野から上田に向かう電車の中で、「らしさ」(長野県らしさ、○○高校らしさ、高校生らしさ…)ということを考えましたが、その中身は別の機会に譲りたいと思います。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月26日23:01

227 フィリピン直前合宿を行う



今日は、全日制は定期考査最終日、定時制は特編授業でした。


さて、いよいよフィリピンスタディツアーが目前に迫って来ました。

これまで毎週、英語力強化、プレゼン力アップ、フィリピンの地理・歴史・社会状況などの知識習得のための事前学習を継続して来ましたが、今日・明日と直前合宿が行われています。

今日はフィリピン大使館からフィリピン観光省のグウエンドリン S バートン氏と横山泰彦氏、フィリピンのリセウム大学からマリア O ピラピル氏とマリアム M アバヤン氏、長野県国際化協会の奥津グレース氏とJICAの榎本智恵子氏、コーディネーターの直井恵氏、そして県観光課の皆さんが来校してくれました。

特にフィリピン関係者が到着した時には、参加生徒全員でフィリピンの旗を持って出迎え、講演会の冒頭で、練習してきたフィリピン国歌を生徒全員で披露しました。


フィリピン観光省のグウエンドリン S バートン氏の挨拶。



一番印象に残ったのは「フィリピン国歌をありがとう。今まで聴いた中で最もきれいなハーモニーでした。」という言葉でした。


横山泰彦氏のフィリピンに関する講演。




続いて、長野県国際化協会の奥津グレース氏とJICAの榎本智恵子氏の講演があり、夕食を採りました。

私は、夕方から参加するICANの創始者の龍田成人氏を迎えた後、同窓会の打ち合わせで一旦外に出て、遅くなってから再び学校に戻りましたが、まだ生徒たちはパソコンルームでプレゼン・Q&A(もちろん英語)の準備を行っていました。

明日金曜日は学校は休みですが、合宿は、龍田成人氏講演、発信準備、日信工業本社見学・グローバル展開説明・フィリピン駐在経験者体験談があり、土曜日は終日発信準備を行う予定です。

これだけの事前学習、衝撃的な現地での体験、帰国後の事後学習を行えば、確実に力が付くし、学びへのモチベーションが強くなると思います。


生徒26名、引率教員3名は、6日日曜日の朝上田を出発し、成田に1泊。
月曜日に飛行機に搭乗し、フィリピンへ。
フィリピンユニバーシティホテルに連泊して、パヤタス(ゴミ山)見学、協同組合・高齢者介護施設・福祉施設・JICAマニラ・ヤクルト事業所などを訪問し、現地の人たちや子ども・若者たちとの交流・意見交換、研究発表を実施。
最終日前夜には、本校OBでフィリピンのデラサール大学の竹内客員教授にも出席いただいて現地報告会。
13日の日曜日に帰国予定です。


そして、今日から国公立大学の前期個別(2次)試験が始まりました。

落ち着いてこれまで蓄えた力を出し切ってほしいと思います。

がんばれ、受験生!


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月25日22:49

226 後期選抜願書受付始まる



今日は全日制が定期考査3日目、定時制が特編授業で始業前に職員会議を行いました。


昨日のブログに、定時制の前期選抜合格者17名全員から入学確約書が出され、後期選抜の募集人員は全日制320、定時制23で確定したと書きました。

今朝の新聞に出ていたとおりです。

それを受けて、今日から後期選抜の願書受付が始まりました。





受付初日の今日が大安なので、ほとんどの中学校から願書が届くだろうという予想どおり、例年本校受検生がいる中学校の多くが願書を持って来て、事務室は一日中大忙しでした。

うちの学校は、北は長野市、東は軽井沢、南は小海まで、かなり広域から生徒が通っていて、今日願書を持って来た中学校の数は30をはるかに超え、最終的には40校くらいになると予想しています。

志願者数は、願書受付最終日の金曜日に公表することになっていて、それを受けて、志願変更が出来る期間が設けられています。


さて、今日は本校と同じく今年度、SGHに鹿児島県で唯一指定された県立甲南高校から先生が視察に訪れました。

2週間程前に甲南高校で「第1回全国高校生国際シンポジウム」が行われ、各地から100人くらいの参加があったようですが、本校からも参加していて、そのお返しというわけではないでしょうが、昨日は長野高校、今日は本校を視察に来たのです。

このような、県内外の高校からの正式の学校視察は今年度10校を超えました。

もちろん、本校からはその数をはるかに上回る全国の高校の実際の様子を見に行き、職員会議で報告して情報の共有化を図っています。

情報提供やネットが発達した現代でも、与えられる情報だけでなく、主体的に「実物を見る」ことはとても大切で、「生徒や先生・学校の様子を実際に見る」ことでしか見えたり感じたりできないことがいっぱいあると思っています。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月24日22:02

225 JICA表彰を受ける



全日制は定期考査2日目、定時制は考査が終わり特編授業が始まりました。

今日も何人かの先生と個人面談を行い、色々と意見交換しました。

話した内容は来年度に繋がりそうな気がします。


前期選抜を実施した本校定時制では、今日入学確約書の提出が締め切られましたが、合格者17名全員から提出がありました。

これで、後期選抜の募集人員は、全日制320、定時制23で確定しました。

本校受検を考えている生徒諸君は、合格を目指してぜひとも頑張ってほしいと思っています。


さて、この前の日曜日(21日)に、「JICAグローバル教育コンクール2015」の表彰式が、JICA(独立行政法人国際協力機構)市ヶ谷であり、「グローバル教育取り組み」部門で佳作入賞した上田高等学校を代表して、ボランティア同好会2年の竹内君・平田君、引率の福井先生が出席しました。


受賞内容はネパール震災復興募金の取組でしたが、生徒たちは一から自主的に取り組み、現地で募金が実際に小学校校舎修復に使われるところまで追跡し、報告していました。


今回、写真部門とあわせて332の作品の応募があったようですが、受賞したのは、SGH指定校の中では順天高校と本校だけで、以前から交流のある順天高校の生徒(写真部門で佳作入選)と一緒に本校生2人が写真におさまっていました。





最後に全体の集合写真です。




現在、SGH指定初年度の報告書の作成が進んでいて、その巻頭の言葉の中でも書いたのですが、もちろん解決すべき課題がありつつですが、各種アンケートや生徒・教員自己評価、外部評価など、どれを取っても、取組そのものも成果・期待の面でも高く評価していただいていて、例えば今回受賞したネパール震災復興募金の取組も、SGHなどの前向きな学校の雰囲気があるからこそ出て来たものなのではないかと考えているところです。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月23日23:51

224 PTA会報を発行する



今日から全日制の定期考査が始まりました。

定時制は今日まで定期考査です。


今日は2月22日、2が3つ並び、「にゃん、にゃん、にゃん」ということで、猫の日だそうです。

愛猫家の公募で決められたようですが、それなら「にゃん、にゃん」で2月2日でもいいんじゃないの?とか、「ニン、ニン、ニン」で忍者の日とか伊東四朗記念日でもいいじゃないの?とか思っちゃいけないんでしょうね。


さて、2月27日の日付けで発行する予定だったカラー刷りのPTA通信が予定より早く完成し、先週末には各家庭に生徒を通じて届けられたことと思います。





2面はPTAだより(小宮山会長挨拶、PTAアンケートについて(今西企画専門委員長))
3面は三校PTA交流会報告
4面はPTA講演会(近藤教養委員長)、SGH(〜5面まで・福井先生)
5面はネパール募金(3年山﨑君)、東大見学会(2年古村君)
6面・7面は班活動報告
8面は研究室訪問(近藤先生)、リレーエッセイ(中村先生)
9面は定時制だより(4年担任竜野先生、4年田中君)
10面は卒業を前にして(沓掛3学年主任、3年茅野君、3年保護者神林さん)
11面は斉藤全日制教頭、鈴木事務長、宮崎全日制養護教諭
12面は松尾祭写真(合唱コンクール・アンデパンダン展)、2人の新しい外国人講師紹介(アシュリー(ALT)サッビ(グローバル講師))、編集後記(栁澤広報委員長)

という構成になっていますが、今日は、1面に掲載された私の所感を紹介したいと思います。

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子どもたちに託す


上田高等学校長 内堀繁利


この原稿は、平成27年も押し迫った12月上旬に書いています。昨年のこの号の発行日を見ると2月末になっていますので、今年もその頃、すなわち卒業式の前あたりに、読んでいただくという前提で書きたいと思います。

さて、皆さん、NHKの大河ドラマ『真田丸』をご覧になっているでしょうか。ストーリーはどのあたりまで進んでいるでしょうか。舞台はまだ上田でしょうか。ドラマの最後に放送される「紀行」で、本校の校門や校歌は、真田の象徴として全国に紹介されたでしょうか。きっと私は、見逃さないように毎週録画予約をし、次回の放送を楽しみにしていることと思います。

上田地域には「真田魂」とでもいうべきものが脈々と受け継がれているように思います。優れた智略を身に付け、それを勇気を持って存分に発揮し、仲間を大事にする「真田魂」は、地元の人々の信頼と親愛の情を得て来ました。それは、現代においても、物事を成し遂げるためには依然としてとても重要で、本校においても、校歌や応援歌などで歌い継がれ、受け継がれて来たアイデンティティであり、今後も大切にしていきたいことの一つであると考えています。

本校は、高校にしては、役員会を含めたPTA行事や学校に来ていただく機会が比較的多い学校ではないかと思いますが、保護者の皆さんには、今年度1年間、ご理解とご協力をいただき、大変お世話になりました。
我々大人たちは、子どもたちのために頑張ろう、すこしでも世の中を良くしようと日々頑張っているわけですが、その姿や今の社会は、子どもたちの目にはどんなふうに映っているのでしょうか。子どもたちは、「こういう人になりたい」というモデルになるような大人がいたり、未来に対して希望や夢を持てたりしているのでしょうか。

社会が持続し、さらに発展するためには、その時代時代の大人たちが、先人から受け継いだ社会(世の中)を少しでもよくして、次の世代に引き継ぐということを繰り返していかなければなりません。どこかでそうでない時代があったりすると、社会は危ういものになったり、衰退したりしてしまいます。子どもたちの世代に、地域や長野県や日本や地球を引き継ぎ、「あとは任せたよ」と託すには、もう少し時間がかかりそうですから、私たちの世代(安心してください、はいッてますよ、保護者の皆さんも全員「私たちの世代」に。)も、もうひと頑張りしないといけないかなと思っているところです。

さて、卒業生の保護者の皆さん、1年間大変お世話になりました。
お子さんに十分なことができたか、甚だ心もとないわけですが、お子さんがそれぞれ自分の選んだ道に進み、本校で学んだこと、身に付けたことを活かし、よりよい社会づくりに積極的に参画し、豊かで幸せな人生を歩んで行ってくれることを願っています。

卒業生以外の保護者の皆さん、また来年も引き続きよろしくお願いいたします。
文部科学省では数年前から「学校が地域と一体となって子供たちを育む、地域とともにある学校づくり」ということを提唱しているようですが、校種にかかわらず、よりよい学校づくりとは、(もちろん様々なご意見は頂戴しつつですが)学校が、保護者の皆さんにとって単なる「商品」となるのではなく、「平和」とか「民主主義」といったものと同様に、ともに創り上げていく対象となることから始まると信じています。これからも「ともに創る学校」としての本校に対して、ご理解とご協力をお願いいたします。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月22日21:50

223 退職者を送る



今日も、全日制は通常授業で考査前、定時制は考査中です。


午前中は通常の仕事に加えて教員面接、さらには次年度に向けた様々な仕込みをしていたら、あっという間に時間が過ぎ、今年度最後の東信地区校長会に出席するため、慌てて上田東高校に歩いて行きました。








上田高校から歩いて行ったことはなく、途中で道に迷ってしまい、遅れるかと思いましたが、何とか会議には間に合いました。

東高校は近くにありながら意外と行く機会がなく、周年行事で建てたという、セブン&アイホールディングスの鈴木敏文会長の碑を初めて実際に見ました。




2月の各地区校長会というのは特別で、昨日も書いたように、今年度のまとめと次年度に向けた準備という意味合いに加え、この地区でこのメンバーで会議をするのは最後なので、議事の後、今年度末に退職する3人の先輩校長さんから講話をいただきました。

3人とも一言で言うと「らしい」という表現以外にない講話で、ラストメッセージというのは、送る側も受ける側も特別な想いがあるからか、やはり特別なものに思えます。

2年後、自分はどんな話をしたいのか、後の送別会でも、話をしながら少しは考えてみたものの、別の会話で盛り上がり、特に結論も出ないまま、今日も終わって行くのでした。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月19日22:32

222 松本の会議に出る



今日は寒い朝になりました。


気温が、ここのところ、近年の株価のように「乱高下」するので、気温に対する身体の感覚もよくわからなくなってきましたし、体調も崩しやすくなっているのではないかと思います。

最近のブログに書いているとおり、ここのところ通常業務に加えて教員面談をずっとやっていて、慌ただしく午前中を過ごした後、会議に出席するために、ちょうど昼頃に学校を出ました。

出席したのは、松本駅近くのMウイングという所で開催された、全県の定時制通信制の校長会と教育振興会の総会です。





今月の会議がほぼそうであるように、今年度最後のこの会も、今年度の反省・まとめと次年度に向けた検討がメインテーマです。


今日の会議がとてもいいなあと思ったのですが、その理由が大きく2つあります。

1つは、定時制通信制が抱えている課題を少しでも解決しようと、県教委への提言を含めて真摯に議論したところ。

もう1つは、教育振興会の会長である井上百貨店の社長さんはじめ、関係者の定・通教育にかける想いが、半端でなく熱いことです。


会議の後の懇親会の出席率の高さとその中での熱いやりとりを見るにつけ、つくづくいい会だなあと思いました。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月18日22:23

221 前期選抜合格発表する



今日は定時制前期選抜の合格者発表を行いました。





合格おめでとうございます。


全日制は3月に行う後期選抜のみ実施します。

高校受検生は、全・定ともに後期選抜に向けて今必死に勉強していると思いますが、後期受検直前のこの時期が一番学力が伸びると言う人もいます。

不安もあると思いますが、ぜひ頑張ってほしいものです。


さて、定時制は今日から定期考査、全日制は通常授業で放課後職員会議という日でしたが、1年生は2クラスずつ全生徒を対象にした「JICA出前授業」が行われました。


神園索己(かみぞの もとき)さん(平成19年にザンビア派遣、現在佐久総合病院勤務)と、磯尾智子さん(平成15年にパラオ派遣、現在長野市の湯谷小学校教諭)のお二人が講師として来てくれました。





昼休みには、過日行われたSGH報告会で、会場の投票により最優秀プレゼンターに選ばれた、1年1組の龍野深愛さん・青木咲樹さんの2人が校長室に来てくれました。





「なぜ日本には不登校が多いのか?」というテーマで、日米の意識や対策の違いに基づく分析・解決策の提案をしましたが、会場からの質問に的確に答えていた点も高く評価されました。



(SGH報告会の表彰)


SGHに関連して本校では折りあるごとにプレゼンの機会を設けていますが、よりよいプレゼン目指して、技能とメンタリティをともに高めてほしいと思います。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月17日22:55

220 雪溶ける



昨日のブログにも書きましたが、日曜日の雨と気温の上昇で、学校周辺の雪はすっかり溶けました。


昨日からまた冷え込み、少し雪が舞ったりしましたが、本当に舞った程度で、まったく積もりませんでした。


今日の古城の門です。




少し前のブログの写真と比べていただくとわかりますが、古城の門周辺の景色から白いものがすっかり消えています。

古城の門。

正月のNHK『50ボイス』で「すごいもん(門)だ」と確かに言いましたし、そこだけはカットしないように頼みましたが、それにしてもさすが全国放送、一体何人の人から「観た」と言われたかわからないくらいです。

あらためてその影響力に驚いています。


さて、今日は全・定ともに通常授業です。


昨日と同じで、通常業務と並行して教員面談をし、昼前に慌ただしく学校を出ました。

長野市で行われた公立学校共済の運営審議会に出席するためです。





今年最後の会議でしたし、充て職で会長職務代理者になっていることもあって、忙しい中ではありましたが、出席しました。

いま、日本の様々なシステムが同じ状況にあると思いますが、これまで一見順風満帆に見えた仕組みが曲がり角を迎えていて、共済も、より効率的でより実質的という、一見相矛盾する方向を目指す必要があり、つくづく大変だなあと感じました。

…と書いて、教育も大転換点にある点は同じ、さあどうする?とあらためて考えました。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月16日22:55

219 テストに向かう



昨日の雨と夏のような気候とで、溶けにくかった箇所の雪もすっかり溶けて、基本的には学校周辺の地表から雪がなくなりました。


今日は全・定ともに通常授業、全日制では今日から後期末の定期考査1週間前ということで、班活動は禁止、生徒はテスト勉強に全力を傾けます。





上田高校は明らかに活性化していると思いますが、こういったこれまでと同じペーパーテストでも確実に成果が上がるといいのだが、と思っています。


私は現在、年度末の様々な仕事と並行して教員面談を行っていて、一人ずつ今年度1年を振り返って、個人目標が達成できたか否かを含めて、いろいろと意見交換をしているのです。

そんなわけで今日も学校へ行き、メールをチェックし返信を書き、出張等の決裁をパソコン上で行い、書類に目を通して押印し、電話に出て、といった通常の仕事と3人との面談を並行して行い、昼過ぎに学校を出て小諸市の会議に出席しました。




文科省の小学校英語モデル研究開発の運営指導委員会です。

今年度の振り返りと来年度の計画について議論をしました。

小学校英語の教科化が話題になっていますが、机上の空論でなく現実的な対応をすることや、中・高も含めた英語学習へのモチベーションを高め、他教科への好影響をもたらす方策を実行することが可能かもしれない、と思える会議でした。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月15日22:01

218 授業公開日に交流する



今日は土曜授業公開。


通常に授業を行った後、すぐ近くにある長野外語カレッジ日本語コースの学生と本校生との交流会が行われました。


ベトナム、中国、フィリピン、ネパール、スリランカ、スウェーデン、韓国などの国から来ている30人以上の学生が来校し、フィリピンスタディツアーに参加する生徒や希望生徒、進路の決まった3年生などの本校生や卒業生を含め30人以上と、基本的には日本語で、時に外国語を交えて文化交流をしました。











この後、希望する生徒・学生が、並行して行われた、吹奏楽班のアンサンブルコンサートに参加して更に交流をしたのですが、私はその前に学校を出て、立命会という、小諸市出身・在住の上田高校同窓生でつくる会の総会に出席しました。





最近の上田高校の様子を話しとくれや、と大先輩方に頼まれていて、「上田高校、SGHをツールに新たなステージへ」と題してパワーポイントを用いて、上田高校の現状とこれからの方向性などについて1時間ほど話しました。

質問やコメントもたくさんいただき、その後も懇親会でいろいろと話をさせていただきました。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月13日23:07

217 上田高校新聞発行される



今日は全・定ともに通常授業、全日制では職員会議を行いました。


フランスから教育関係者が来校し、私と懇談後、授業を見学し、英語で生徒と交流しました。


さて、今日は、新聞班発行の「上田高校新聞」について書きます。

いつもは学校で印刷して生徒、教職員に配布しているのですが、2月5日に発行された本年度最終号は、毎年同窓会から資金援助を受け、生徒数分に加えて同窓会員分を印刷業者に注文して発行しています。

従って、いつもより印刷の仕上がりがいいようです。



(1面:新生徒会発足)


(2面:真田丸出航、3面:小学生説明会、オーストリア大使来校、ダンス班など)


(4面:松尾祭を振り返る)


同窓会員でもある私の家にも今日この新聞が配達されていました。

今回号は、実は過日信濃毎日新聞で取り上げられた真田丸特集と並行して編集したといいますが、相当な力作です。

今年度は昨年度より多い4号を発行しましたが、途中で3年生が引退したにもかかわらず、どんどん紙面が充実しているように思います。

水曜日に行われたSGH報告会終了後も、新聞班の1年生が来賓控室に来て、信大の濱田学長につきっきりで取材をしていました。

以前触れた吹奏楽班、放送班、文芸班、そして今回の新聞班はじめ、今後の文化系の班の活動にも大いに期待したいと思っています。

頑張ってほしいものです。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月12日22:11

216 SGH報告会大好評で終える



今日はSGH報告会。


SGHに指定されて以降の本校の取組を、様々な角度から報告する、1年間の集大成的イベントです。


これまでも幾度となく発表の機会を設けて来ましたが、今回のように、校外の大きな会場を借りて、1学年の生徒全員と教職員、日頃お世話になっている方々、県内外の教育関係者、保護者、マスコミ関係者など、校内外の大勢の人が一堂に会して報告会を行うのは、初めてのことです。


(会場の上田中央公民館)



(SGH展示)


まずは、午前11時から、県内外のSGH指定校や大学、連携先などの職員を対象にした、プレイベントからスタートしました。


学校挨拶、係からSGH説明に続いて、本校SGHの4本柱の課題研究、海外研修・国際交流、研究発表、希望者プログラムについて、生徒4人によるプレゼンと質疑応答を行いました。

時間をオーバーして、質問だけでなくアドバイスまで飛び出しました。



(SGH説明)



(生徒プレゼンテーション)


昼食をはさんで、1学年の生徒全員が来場して、第1部が始まりました。



(校長挨拶)



(JICAエッセイコンテスト上位入賞者・学校賞を、JICA駒ヶ根所長から直接表彰)



(1年間の取組を映像で振り返る〜SGHヒストリー)



(濱田州博信州大学学長による記念講演)


休憩をはさんで、第2部、1年生の生徒によるプレゼンテーション。

時事問題研究、夏季フィールドワーク報告、個人課題研究について、8組が日本語または英語で発表しました。

いくつかを写真でお伝えします。














最後は、2年生が、すべて英語、原稿なし、気持ちを込めたプレゼンでした。




そして、第3部のパネルディスカッション。

信州大学学長の濱田州博さん、長野県教育委員会教育長の伊藤学司さん、JICA国際協力推進員の榎本千恵子さん、上田高校海外交流アドバイザーの直井恵さん(本校OG)、コワーキングスペース・ハナラボ・マネージャーの矢島裕章さん(本校OB)の5人にパネラーをお願いし、私がコーディネーターを務めました。




来し方を振り返り、今日を総括し、行く末を展望するという、まとめの意味を持つ企画でしたが、他校ではあまり行っていない上に、内容が濃いものになりました。


最後は閉会行事。


(全員で校歌斉唱)

「真田丸」でも取り上げられた校歌、いい校歌だなあ。



(ベストプレゼンター表彰)


(校長閉会挨拶:「強い学び」について話し、すべての人にお礼を申し上げました)


生徒・職員のアンケートはこれからですが、外からお見えになった皆さんからは、生徒の姿・成長ぶりに対して、正直ベースで大変なお褒めをいただきました。

何より生徒の成長が嬉しかったのと自分たちの向かう方向にあらためて確信が持てる機会にもなりましたが、ひとえに日頃一生懸命に取り組んでいる生徒・教員の頑張りとお世話になっている皆さんのお陰と、あらためて感謝の思いを持った日にもなりました。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月10日23:59

215 前期選抜を行う



今日は定時制の前期選抜が行われました。







全日制の生徒は終日登校禁止でしたが、道を挟んだ向いの同窓会館では、前期選抜が終わった午後から特別に全日制の生徒が一部登校し、明日のSGH報告会に向けて準備をしていました。


昨日は、立春を過ぎたのにとても寒い日で、上田の最低気温は-8.4℃まで下がり、「今日は冷え込みましたねえ」などと話していたら、今最もホットなはずの真田から通勤している先生が「菅平ではマイナス20℃を下回ったらしいですよ」とコールドな話をしていたので、調べてみたらなんと-23.1℃でした。

上田市街と菅平の間に真田があるのでこういう会話になったのですが、それに比べると今日は5℃くらい最低気温が昨日より高い穏やかな日になりました。


入学者選抜(入試)の日は、万一に備え受検生と引率者(保護者・先生)はかなり早く会場にやって来ます。

そういう状況を見て、あらかじめ知らせてある時刻より大抵早めに受付を開始するのですが、そうは言っても限界があり、出来れば寒くなくて降らなければいいなと願うのですが、今日は心配された雪も前期選抜の間は降らず、いい状況で入試が行われました。

午後になると一転、雪が降ったり止んだり、時には吹雪のようになりました。


そんな中、夕方からはPTAの理事会が開催されました。

今年度のまとめと次年度に向けた議論が活発に行われました。

そして、卒業生の保護者の役員はこれが最後の会議になりました。

卒業までもう少しありますが、大変お世話になりました。

ありがとうございました。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月09日22:36

214 東海大会で金賞を受賞する



今日から全日制の3年生が自宅研修に入りました。

また、定時制は、授業を行った後、明日の前期選抜の準備をしました。


県大会を勝ち抜き、昨日行われたアンサンブルコンテスト東海大会に出場した、吹奏楽班木管四重奏のメンバーが、放課後、大会の報告に顧問の先生と校長室に来てくれました。





全国へは2グループが行けるのですが、審査員の点数の合計点では次点の第3位。

点数は、金、銀・銅賞を決めるためのもので、その後、金賞の中での順位を決めるため、審査員による投票を行い、その結果、5位になったのだそうです。

全国大会出場は逃しましたが、4人はいい表情をしていました。

今までの大会で一番いいパフォーマンスができたのだそうです。

ここにも「本番に強い上田高校」が。

そして、彼女たちは、すでに夏の大会に向けて気持ちを切り替えていました。

いいぞ!がんばれ!


もう一つ、今日は昼前に、上田市内にあるさくら国際高校の創立10周年記念式典が、サントミューゼで行われ、歩いて行って来ました。

市長、県会議員などに加えて、校歌の作詞をした三四六さんがステージ上にいました。

彼はいい挨拶をしますね〜。

ハートがあって、言葉のチョイスが巧みで、面白い。

到底及びもしないとは思いますが、見倣いたいものだと思いました。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月08日22:14

213 東京同窓連新年会に出る



今日は、東京市ヶ谷で行われた長野県高等学校同窓会東京連合会の新年会に、長野県高等学校長会を代表して出席しました。




始まってしまうと写真が撮れないので、少し早めに行って会場の様子をカメラに収めました。


長野県の公立私立の高校の東京同窓会の集合体で、今回は約60校の卒業生約260人が出席するという、大きな会でした。




隣りの席が元会長で現顧問という方で、色々と話をしましたが、各校の同窓会がこのような和気あいあいとした連合会になるまでには紆余曲折があったようです。

何事も「まとめる」というのは大変なようです。


冒頭の祝辞の中で、同窓生の皆さんに日頃から各学校へご支援をいただいていることへの御礼や、最近の各校の様子などについて話しました。


小諸高校音楽科卒業生でつくる「きらら会」のミニコンサートもありましたが、私も2年間小諸高校に教頭としてお世話になりましたので、コンサート終了後に、演奏した女性3人と「何年卒業?」「担任は?」などと話して盛り上がりました。


昨日は同じ会場で、県知事などが出席して、長野県人会が開かれたそうです。


東京へ向かう電車の中で、本校3年生に偶然会いました。

東京の私立大学の受験に泊まりがけで来たのだそうです。

国公立の後期まで長丁場ですが、最後まで気持ちを切らさずに頑張ってほしいと話しました。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月06日19:21

212 SGH運営指導委員から高い評価を受ける



今日は、全・定ともに通常授業。


SGH(スーパーグローバルハイスクール)運営指導委員会があり、委員の皆さんと教育委員会の皆さんが来校しました。


写真を中心に今日の様子をお伝えします。


校長室でひとしきり会話が弾んだ後、会議室へ。



(会議冒頭。校長から挨拶と観ていただく授業の説明)


(SGH係の補足説明)


(1年6組GSI授業冒頭で委員の皆さんを紹介)


1年生全クラスで行っているGS I(グローバルスタディ I)の授業では、担当者の緻密なプランに沿って、本校SGHの柱の一つである「課題探究」を行っていますが、現在は生徒が個々に自己の興味関心や進路希望などに基づいて「なぜ○○なのか」「どうしたら○○できるのか」といった具体的な課題を時間をかけて設定した上で、探究活動を進めています。

今日はそこに運営指導委員や県教委の皆さんが入って、下のような感じで質問・対話・アドバイスを行いました。








続いて、今年1年のSGH活動を振り返って、1年生の生徒4人が、実際に自分が関わった体験・感想・意見を加えつつ、それぞれが自分に引き寄せたプレゼンをしました。








今回、この生徒たちが成長したなあと思ったのは、入学してしばらくの間は、プレゼンをすることに精一杯で、「無機質」な印象、言い換えれば他の人がやっても違わない発表だったのですが、今回は、自分でしか持ち得ない感想や意見を、自分の言葉で、しかも気持ちを込めて話している点でした。

その後、委員や教育委員会の皆さんからは結構きわどいような質問も出ましたが、生徒たちは即座に率直に反応していました。


最後に、授業参観を含めて、委員の皆さんから助言をいただきました。


(県教委挨拶(菅沼教育次長))


(校長から今年1年のSGH報告)


(赤池委員発言)


(金子委員発言)


(中西委員発言)


(滝澤副委員長まとめの発言)


今日は、この上ない、最高の日になったと、SGHに取り組んできた本校職員が、教育懇談会で口を揃えて言っていました。

それは、SGHという、誰も実際に行っていない、未知で手探りの取組に関して、これまでも自分たちなりの手応えや成果を感じてはいましたが、今日、謂わば「厳しい外の目」を持つ運営指導委員の皆さんや県教委の皆さんから、今日のGSIの授業における生徒たちとのやり取りや、その後のプレゼンでの発表や質疑応答、学校からの事業報告などを通じて、成果も雰囲気も姿勢も素晴らしいとお褒めの言葉をいただけたからでした。

「生徒は間違いなく成長している」「この方向でいい」という評価を得て確信が強くなったとでも言いましょうか。

元文化庁長官の近藤委員長さんからは「1年でここまでの成果を出している学校は全国にもないのではないか」という過分なるお褒めの言葉もいただきました。

個人課題探究テーマが多様性に富んでいることも評価いただきましたが、同時にこの多様性に対応できる指導の担保についてご指摘をいただきました。

また、取材時に「パワーリスナー」になれるようにとのご指導もいただきました。

こういった課題を更に克服し、より高いレベルで生徒たちが一層強いモチベーションを持った強い学びを実践すること、そしてそのことを通じて、知識や情報を活用して自分の頭で考え、判断し、自分の意思で活動できる人、新しい時代を創造できる人物を育てることが、SGHの、そして本校の最大の目的だと考えています。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月05日23:01

211 上田市高校生議会開かれる



定時制前期選抜の志願受付が今日の正午で締め切られました。

例年、県内の定時制としては断トツに志願者が多いのですが、今年も前期選抜で17人の志願がありました。


さて、今日は、上田市高校生議会が上田市庁舎内の議場で行われました。







上田市と東御市の公私立8高校の生徒が議員役を務め、市長以下、教育長や部長等に実際に質問をするというもので、本校生で議長役の生徒や質問に立つ3人の生徒の勇姿を撮ろうと勇んで行ったのですが、なんと議場内の写真撮影はNG。

記録写真があとで貰えるそうなので、学校に届いたら差し替えたいと思います。

各校の校長さんや担当の先生、マスコミもたくさん来ていました。


欲を言えば、大人の答弁の長さに比べて生徒の質問時間が短か過ぎたのと、再質問の時間がなかったため、質問しっ放しで終わってしまったのが残念でしたが、事前準備や質問内容の充実ぶりを含め、とても意義のある取組だと思いました。


今日は、県の高校文化連盟から正式に嬉しい知らせが届きました。

今年の8月に広島で行われる第40回全国高等学校総合文化祭広島大会の文芸部門の 「短歌部門」と「詩部門」へ、本校文芸班から各1名を推薦したいという連絡がありました。

昨年開催された県のコンクールでどちらも最優秀賞を受賞したというのが推薦理由です。

夏の全国大会、ぜひ頑張って来てほしいものです。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月04日22:07

210 節分に撒き食べる



寒い朝でした。


全・定ともに通常授業で、定時制の4年生は自宅研修に入っています。

定時制の前期選抜の志願受付の2日目でもありました。

また、全・定ともに、長時間の職員会議を行いました。


さて、今日は節分。

文字どおり季節を分かつ日のことですから、本来は年に4回あったようですが、いつの間にか節分と言えば立春の前日、大寒の最終日を指すようになっています。

厄を払うために、豆を撒き、豆を自分の歳と同じか一つ多く食べる日です。




それだけの数の豆を食べるのが年々大変になっていますが、この日は、違うものを食べるのではなく、こういう伝統を守りたいと思っています。


9月2日のNo.102のブログで、本校の中庭にある藤の木のことを書きました。


1900年、本校の前身の長野県上田中学校がスタートする際、グランドとして新たに購入した土地にあった藤の木が戸倉町に移されたのですが、ほぼ1世紀ぶり、平成9年に再び元の地に里帰りした話です。

その藤の花がここのところ咲かないという話を聞き、何とかしてもう一度花が咲くようにしたいと、実は密かにプロジェクトを進めていて、今日は専門家を呼んで剪定をしてもらったのです。




歴史とストーリーがあるこの藤の木、本校にしかない謂わばオンリーワンの藤の木。

早ければ今年の春、遅くても2〜3年のうちに大きな紫の花が咲くことを願ってこのプロジェクトを進めていきます。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月03日22:44

209 前期志願受付始まる



中学3年生もいよいよ本格的な受験シーズンに入り、今日から公立高校は県内一斉に「前期選抜」の志願受付が始まりました。




上田高校は、定時制のみ自己推薦型の「前期選抜」を実施していて、学力検査を行う「後期選抜」については、全日制・定時制ともに実施します。

全日制をとれば、後期選抜だけの実施ということになります。


今日は「大安」でしたので、きっと多くの中学校が書類を持って来たのではないかと推測しています。

大安、仏滅などの「六曜」を何かに載せる、載せないで、確か昨年どこかで議論になったと思いますが、要は占いなどと同じ、信じる、信じないは個人の自由でしょうし、より豊かな生活を送るため、幸福になるために、上手に活用すればいいのであって、明治政府のように一律に禁止するのはいかがなものかと思っています。


「前期選抜」の志願受付は2月4日(木)の正午まで、それまでは毎日その日の志願状況をホームページに掲載し、面接等の検査の実施が2月9日(火)、合格者の発表は2月17日(水)です。


さて、今日は嬉しいニュースがありました。

JICA(独立行政法人としてのJICA(国際協力機構)本体)主催の「グローバル教育コンクール 2015」の運営事務局から、本校がコンクールで入賞したとの報告を正式に受けました。

「写真」部門241、「グローバル教育取り組み」部門91、合計332作品の中から、それぞれ、理事長賞1、地球ひろば所長賞1、入選3、佳作7の入賞12作品が選ばれましたが、本校SGH係を中心に「グローバル教育取り組み」部門に応募した「地元NPOを通じた顔の見えるネパール震災支援」が「佳作」に選ばれたのです。

2月21日(日)に東京で表彰式があります。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月02日21:44

208 臨時校長会に出る



今日から2月。

早いもので、昨年4月に上田高校に赴任して10か月が過ぎました。

この調子で時が過ぎて行くと思うと、少し焦りにも似た感情が湧いて来ます。


雪が心配されましたが、今日は雪の影響のない日になりました。


午前中、小諸高校で臨時の東信校長会が行われ、出席しました。


(正面から)


(北門から)


教頭として初めて2年間勤務した学校ですので、学校に近付いたり、校舎の中に入ったりすると、様々なシーンや思い出が蘇り、とても懐かしく感じました。


昨日の日曜日は、信濃毎日新聞の朝刊36面の「群青の風 スピーカーズ」に生徒会長の小林君が「生徒会と世界を結ぶ企画を」という見出しで載りました。

また、夕方からは、OB会等の野球班関連5団体合同の新年会が上田で行われ、出席しました。

こういう会に出ていつも思うことは、学校も現役の生徒も、同窓生や地域の皆さんに、物心両面にわたって本当にお世話になっているということです。


さて、今日は全日制が通常授業、定時制は4年生が自宅研修に入りました。


学校には正午に着きましたが、午後には、すぐ近くにあり、交流を進めている、長野外語カレッジの校長さんが挨拶と打ち合わせにみえました。


インフルエンザが流行り始めていて、注意しないといけません。


  

Posted by 上田高等学校長. at 2016年02月01日22:15