003 学校が始まる



学校が始まりました。


新年度になっただけでは「学校」は始まりません。

教職員だけいても「学校」は始まりません。

生徒が来て初めて「学校」が始まるのです。


今日は全日制の新任式・始業式。

4月になって初めて、全日制の2・3年生が揃ってこの生徒昇降口から校舎に入って来ます。

全日制・定時制合同の入学式は明日なので、新入生が学校に来るのはそれ以降です。




生徒に会えるこの日を前からとても楽しみにしていました。


新任式では、まず教頭さんが私を紹介した上で、私が着任の挨拶をし、新任職員を紹介して、新任職員代表が挨拶をするという流れで進行しました。


続く始業式では、まず、吹奏楽班の迫力ある演奏とともに校歌斉唱をしました。

生徒たちも歌っていましたが、私も演奏に負けないように大声を出すと、とても気持ちがよく、またジーンと来るものがありました。


始業式の講話は、何を話そうか、あれこれ迷って、大体次のようなことを話しました。


まずはSGHの指定を生徒と喜び合い、SGHの趣旨に触れ、それは本校が長年大事にしてきたものと軌を一にするものであることを指摘しました。

そして、自分の頭で考え、主体的に学び、世間では常識とされていることを疑い、自分の考えを持ち、すべてのことを面白がり、いろいろなことにチャレンジしてほしいことを訴えました。


訴えた、と書きましたが、表面上の話しっぷりはともかく、気持ちの上では、このブログのタイトルのように「精一杯生きろ!」と「訴えた」というのに近かったような気がしています。


⇨講話の内容は、上田高校ホームページの「学校紹介」の「学校長挨拶」の一番下、「全日制始業式講話」からご覧いただけます。





Posted by 上田高等学校長. at 2015年04月03日21:13