本校名物の一つが食堂です。
県内の高校にいくつあるのか知りませんが、少ないことは間違いありません。
できるだけ早く来たいと思っていましたが、なかなか機会がなく、ようやく今日来ることができました。
高校時代以来ですから、約40年ぶりのことです。
注文をし、厨房にいる女性の方に声を掛けました。
「高校時代以来です。今年この学校に転勤になったので楽しみにしていました。」と言うと、「そう?私20年やっているからその頃会ってるかもね」と仰るので、「いやいやいや、さすがに高校時代はもうちょっと前です」と返すと、「そう?あっちの人は30年やってんのよ。どうなの?」と言われるので、「いやいや、こう見えても57歳なんですよ」と伝えると、真顔で「え〜?見えないねえ」と。
「ありがとうございます」と言って、テーブルに移動しました。
今日の昼食はこれです。

サラダが付いて、麺の量も生徒に配慮して普通の店の大盛り並み。
それで340円という信じられない価格。
値段はそれぞれ違いますが、ご飯物や小盛り、一品小鉢もあって、お客への配慮がされています。
生徒にとっても、職員にとっても、とてもありがたい場所に違いないと思いました。
片付けはセルフ。
「ごちそうさまでした。美味しかったし、お腹も一杯になりました」と言うと、この間に私のことをリサーチしたらしく、「校長先生」と前置きしてから「お客さんがもっと来るといいんだけど」と言います。
同じ業者が定時制の生徒に出す弁当を全員でここで食べるものの、全日制は自家製弁当を奨めていることや女子生徒が来づらいと言っていることもあって、来る生徒が少なくて寂しいというのです。
確かにそうだろうと思います。
私も意識的に時々来るとして、まずは実態を把握することからだろうかと思いました。