019 TBSテレビに出る


先週の金曜日、ハンドボール班が、TBS「あさチャン!」の「ボクらのMV〔部員〕P」のコーナーの取材を受けたのですが、その全国放映が、今朝7時55分から5分間の枠でありました。

全国にたくさんある中でなんでうちなの?という最も根本的な疑問に対する答は結局得られないままでしたが、このコーナーでは、一番頑張っている部員を選び、その生徒を通して全国の高校の部活動を紹介しているようです。

この時間帯ですので、録画しておいて夜観ましたが、マネージャーを中心にいい感じで班を取り上げてくれたというのが感想です。

スタジオの皆さんは、学校に古城の門とお堀があることにビックリ、115年という歴史にビックリ、班という呼び名にビックリしていました。

VTRを観た後、メインキャスターの夏目三久さんは「陰で支えてくれるから、選手の皆さんも思い切りプレーできるんですね」と話し、「どうですか?」とふられた織田信成さんは「半田さんがいるから、みんなが練習にしっかり集中できると思います。縁の下の力持ちとしてこれからも頑張ってください」とコメントしていました。


さて、こちらは定時制棟。



定時制のホームルーム教室があり、生徒は主にここで学びます。

定時制の職員会議も、生徒が登校してくる前にこの棟で行っていて、今回は木曜日の今日行いました。
少人数なので、普段はアットホームな雰囲気ですが、時には率直な意見交換も行われ、いい感じだなあと思っています。


職員会議を終え、上小地区の小・中・高の校長が一堂に会する、上小連合校長会に出かけました。
上小というのは、上田市と小県郡のそれぞれの頭の一文字を採った呼び名で、その範囲は旧12通学区制時代の第5通学区とほぼ一致しています。

佐久地区(旧第6通学区)にも同様の会がありますが、この2地区以外では、あといくつかある程度でしょうか。
いずれにしても、その全域にあるというのは、東信地区の大きな特色と言えると思います。

この会。
もちろん研究協議や情報交換、親睦ということも大切ですが、折角義務と高校の校長が集まるのだから、短期的、長期的に「教育的win-win関係」が成立するような連携活動をみんなで考えられたらいいのに、と佐久地区にいた時から思っていました。

軽井沢高校のとき。
軽井沢町には、高校1校、中学校1校、小学校3校しかなく、何か連携できたらいいなと思っていましたが、中学校とは、教頭間を中心に話を詰めて、出前授業や教員同士の研修・交流会を立ち上げてもらいましたし、一番近い東部小学校とは、生徒たちからの提案を受けて、高校生が英語や中国語で小学生と交流する場面を作ってもらいました。

そういう意味では、本年度第1回の今回、上田染谷丘高校と上田第三中学校との間で行っている、英語の連携授業の取組の報告があったことはとても意義のあることだと思います。
実際、研究協議の後、近くの学校同士、校種をまたいでどんなことができるかという会話が、あちこちで交わされていました。

高校ー小学校間の話も出ていました。

4月11日(土)にも書きましたが、上田高校は、小学生やその保護者をメインの対象とした授業公開を既に実施しています。

附属中学校があるわけでもないのにどうしてこういう取組をするかというと、県内の各専門高校が小学生を対象にした講座を開いているのも同じ理由だと思いますが、小学生のキャリア教育への貢献という意味合いに加えて、早めの体験活動や情報提供によって高校選択にも影響が出ると考えているからだと思います。

私が来る前からやっているので言いますが、極めて先見の明があったと思っています。





Posted by 上田高等学校長. at 2015年04月23日23:27