6月は教育実習の季節でもあります。
実習最終日を揃える形で、先週から実習を実施している4週間の実習生と、昨日から開始した3週間の実習生、計14人を対象にしたガイダンスが1時間目に行われ、その冒頭で30分程話をしました。

若者を前にちょっと力が入り過ぎた感はありますが、教育実習の位置付け、実習中に期待すること、教育に対する所見などを話した後、ぜひ来年採用試験を受けてほしいと結びました。
場所は学習室です。
額も飾ってあり、集中して勉強をしようという気になる、いい感じの部屋だと思いませんか。
現在も既に黙々と自習をする姿が見られますが、来月頭の松尾祭が終わるのを一つの区切りとして、競うように席が埋まると聞きました。
上田高校は、教員志望については、近年その数が減少しているやに聞いてはいますが、依然として県内の所謂進学校の中では、比較的熱の強い学校として知られています。
今年本校で実習を行う学生は、トータルで20人を超えます。
この数字は全県的に見てもかなり多い方だと思いますが、実習を、県内の義務教育の学校や、所属する大学の附属学校、大学がある地元の学校などでも行っている人がいると思われますので、卒業生で教育実習をしている学生の数はもっと多いと考えられます。
そういった人たちが皆長野県を受けてくれれば嬉しいなあと思っています。
教職を職業選択の一つとして真剣に考えている学生については出来るだけ受け入れたいと考えていますし、実際にその方向で調整してもいますが、受入能力の問題もあって卒業生ですら断ることもあるくらいなので、現状ではさすがに卒業生以外は難しいかなと思っています。
その後、午前中は、いつもどおりの両教頭さん・事務長さんとの打ち合わせ、書類の決裁、電話対応、来客者応対などに加えて、ベネッセ・ソフトバンクによる校内タブレット研修会にも顔を出しました。
午後は、職員との面談を終えるとすぐに同窓会館へ向かいました。
本校全日制教頭が会長を務める県の教頭・副校長会の役員会が開かれていて、顧問として冒頭で挨拶をするためです。
一旦戻り、立ち話をしてそのまま出掛けました。
行き先は、市内にある、あの「サムライフ」の侍学園です。

いつかは行ってみたいと、映画化の話が出るはるか前から思ってはいたものの、なかなか機会がなく、延び延びになっていましたが、今回、大変多忙な長岡秀貴理事長と話があり、アポを取って伺ったのです。
入口の部屋に何人か職員がいましたが、皆さんとても明るく挨拶をしてくれました。
このスタッフが、以前このブログで触れた「ながのブログ」に「サムガク学級通信 サムライフ」を掲載しているんだなあと思いました。
用件以外にも、教育のことや映画「サムライフ」の裏話、本校教員の知人のことなど、1時間超いろいろな話をして帰って来ました。
とても楽しい時間でした。