062 小学生がやって来る日、大河ドラマの話を聞く



今日は公開授業日。


通常の授業公開に加えて、小学校6年生とその保護者を対象に、理科の授業体験と学校説明会を行いました。

上小地区を中心に、長野地区や佐久地区を含め、80人を超える申込みがありました。

さらに、有料ではありますが、希望者による食堂体験というのもやります。

今年は特に職員一丸となって来客に本校食堂での食事を勧めていますが、小学生に対するこの企画、うちらしいし、遊び心があっていいなと思っています。


会場で配られるリーフレットも、手前味噌ですが、これがまたいいんです。


表紙(かなりフォーカスして撮影):




1回開くと、




もう1回開くと、




そして、裏表紙 :




表現をわかりやすくするなど、毎年改善しているそうですが、今年も手を加えた上で業者には出さずに自前で印刷しています。


小学生向けの説明会は、12月にもう一度、今度は5・6年生とその保護者を対象に「クリスマス・バージョン」として行いますので、たくさん参加いただければと思います。
(これを含めた公開授業の情報は学校ホームページのトップページからご覧いただけます)


今回小学生に話ができるのを前から楽しみにしていたのですが、午後から東京で関東同窓会の総会があり、説明会が始まる前に、担当の先生と学校を出ました。


このブログで長野駅を話題にする時に、しばしば引き合いに出す東京駅、今年なかなか撮影ができなかったのですが、今日は一旦駅舎の外に出て乗り換えたので、撮すことができました。





堂々としていて、一目でそれとわかる素晴らしさが、東京駅にはあります。


さて、神田神保町で行われた関東同窓会の出席者はなんと約270名、長野県や関西、一番遠い人は大連から来ています。

最初は、「篤姫」や「新撰組」、「64(ロクヨン)」などを手掛けたNHKのチーフプロデューサー、屋敷陽太郎さんの講演です。




屋敷さんが、来年放送される大河ドラマ「真田丸」を担当しているということでお呼びしたとのことでしたが、とても面白くて興味深い話でした。


続いて総会、そしていよいよ本校室内楽班による演奏会です。



真摯で美しい音色に会場は聞き入り、曲が終わる度に拍手喝采、大盛り上がりでした。


最後は懇親会。

若手もいますが大半は私と同年代か上、それでも会場はわんわんとしていて、熱気と活力と温かさに溢れています。

私も、たくさんの同窓生と話をすることができました。

私より10歳も20歳も上なのに、若い頃に海外にどんどん出て行った方々が多いことにも驚きました。

冒頭の挨拶の中でも言ったことですが、我々が生徒をどんな人に育てたいかと言えば、今日ここに集まって来るような人たちに、です。

その理由は…いろいろと考えましたが一言で言うと、視野が広く、情があり、エネルギッシュで、「自分のために」というのでなく、あるいは、「自分のために」だけではなく、「自分以外の誰か他の人のために」と思って自分の人生を歩んでいる人たちだから、ということに尽きるような気がしました。

故郷を離れて暮らす同窓生からパワーと励ましをもらいながら、とても楽しく有意義な時間を過ごすことができ、心地よく帰路に就きました。





Posted by 上田高等学校長. at 2015年06月27日23:59