第58回松尾祭が、いよいよ明日から始まります。
金曜から土曜午前までが校内祭、土曜午後と日曜が一般公開、そして再び月曜が校内祭です。
この日のために一生懸命に準備してきたことを考えると、この期間、生徒には目一杯「非日常」を謳歌してほしいと思いますし、保護者の方や一般の方にはぜひ学校に来て生徒の姿や発表を見ていただきたいと思っています。
さて、今日は終日、東信地区校長会で、東信の一番南にある小海高校に行きました。
最寄りの駅からは歩いて15分位だと学校の先生に聞きましたが、標高896mの、かなり「山の上」にある学校です。

8・9・6mに因む学校のキャラクター、パクム君に久々に会えるのを楽しみにしていましたが、町長さんから小海町のPR大使に任命されていて、現在その仕事をするために、町内に「出張中」だそうで、残念ながら会えませんでした。
小海高校には、他校にはない、とてもきれいな芝生付きのローラースケート用リンクがあります。

会議は、建設後間もない同窓会館で行われました。

机上には、パクム君の「デザイン使用規定」に基づき地元業者が商品化したというお菓子が置いてありました。

なんか、くまモンみたいですね。
会議は、県教委からの指示連絡があり、また盛りだくさんで様々な喫緊の課題について意見交換もしましたが、研修として、スケートで有名な、南相木村の菊池5姉妹を育てた、母親の初恵さんの講演がありました。
ご自身、スケート選手として国体に出場した経験を持ち、ご主人もスケート経験があり、現在は村長さんです。
初恵さん自身が波瀾万丈の人生を歩んで来られた方だということを知りましたが、子どもを育てるに当たっては、
「一流選手になってほしいという思いではなく、スケートを楽しんでほしいという思いで接してきた」
「家の中で社会性を育てる、自分のことは自分でやらせる、約束を守る大人になるの3つを心掛けた」
などなど、率直で、とても印象深いお話でした。