114 仕事について学ぶ



朝から小雨そぼ降る日となりました。

昨日の夕方から降り続いているので、あらためて、運動の部が、雨を避けて、2日間予定どおり実施できてよかったと思いました。


さて、今日は、ロングホームルームがある日に合わせて、2年生は人権平和学習で映画観賞、1年生は進路学習で「社会講座」を行いました。


「社会講座」は、上田高校独自の取組です。

1学年では、入学以来、ホームルームや三者懇談など様々な機会を通じて、これまでも進路に関する指導や情報提供を行ってきていますが、いよいよ2年次の文系・理系を選ぶというタイミングで、この講座を毎年行っていて、今年が13回目になります。


実際に様々な職業に就いている人を外から招き、現在の職業を選択した理由、やり甲斐、大変な所、その職業ではどのような人や力が求められていて、どういうことを意識して何を学べばよいか、などについて話してもらうというものです。


この行事は、同窓会の全面バックアップを受けていて、講師はすべて同窓生に務めてもらっています。



(全体会で同窓会日置理事長挨拶)


今年は、文学、人文・文化学、国際学、法学、経営学、教育学、理学、工学、医学、薬学、看護学、情報学、マスコミ、公務の14分野、14講座を設定しました。


文系・理系の大学教授・准教授、小学校の先生、弁護士、銀行員、医師、薬局経営者、保健師、コンピュータセキュリティ企業、新聞社論説委員、税理士事務所長(元税務署長)という14人に講師をお願いしました。


全員上田高校の卒業生なので、高校時代の日常の様子などについても語ってもらうことで、生徒は進学以外の高校生活の過ごし方についても参考になるのです。



(理学分野)


(国際学分野)


(情報学分野)


生徒は全員第1希望の講座に出ていて、1番希望者が多かったのが理学、続いて教育学、さらに国際学と医学と続きます。

医学は31人もいて、今後どうなるかわかりませんが、このまま育ってくれれば日本の医師不足も解消されると思います。





Posted by 上田高等学校長. at 2015年09月17日23:58