122 県内大学と話す



午後から、県内大学と高校の懇談会があり、午前中には学校を出ました。


会場は総合教育センター。



塩尻市の山の方にあるので、木々の葉が色づき始めていました。

そうか、今日はもう10月、2015年もあと3か月になったんだなあという思いが湧いて来ました。


今日出席した大学は、信州大学、長野県看護大学、清泉女学院大学、長野大学、佐久大学、諏訪東京理科大学、松本歯科大学、松本大学、長野保健医療大学の、県内にあるすべての大学9校(短大を除く)。

最近県内の大学が公立化や新学科設置などで注目されていますが、当該の大学がずらりと並びます。

高校側は、主催した大学入試制度研究委員の他に、会長と、普通・農・工・商・家庭福祉・定通などの各部会長、計23人。

そこに県教委事務局と知事部局の私学・高等教育課が来賓として来てくれています。


そんなメンバーで、今日の懇談会は、極めて率直な話し合いが行われました。

この手の会議は建前というか表層的というか、あまり深まらないで終わることがままありますが、今日は、上述の公立化等の話をはじめとして、なぜ地元志向が増えないのか、本当に親も生徒も県内大学に行きたいと思うのか、アクティブラーニングの意味は、などなど、時間が足りなくなるくらい、腹を割った話し合いがなされたことが、これからの長野県教育の変容の第一歩になったのではないかと思います。


帰ろうとして階段を降りると、下のホールには、まさにタイムリー、今日の懇談会でも話題になった「信州で学ぼう」という、県が作成した長野県内大学支援のポスターが掲示されていました。




「信州で学ぼう」か。

最終的には受験生が決めることですが、その前段として、県内大学の魅力をまずは大学がもっともっと発信し、高校も情報提供しないといけないのではないかと思いました。





Posted by 上田高等学校長. at 2015年10月01日23:22