129 産業界の話を聞く



いろいろなことが重なった慌ただしい1日で、早朝から自分の椅子に座る時間もほとんどないまま、昼前に電車に飛び乗り、長野市へ向かいました。

長野で2つ会議があったためです。


1つは、県庁で行われた、教育委員会主催の会議です。


現在、県庁1階の入口付近はこんな感じになっています。



奥の方は、時の人である、佐久出身の宇宙飛行士、油井さんがこんなに大きく掲示されていました。



「しあわせ信州」も、油井さんも、確か昨年度も貼られていたと思いますが、特に油井さんの横断幕は、注目度がとても高まっている今、昨年度よりタイムリーな印象を受けました。


続いてホテルに移動し、2つ目の会議に出席しました。




県高校長会・就職対策委員会と県高校進路指導研究会が共催する講演会で、講師は、長野県経営者協会の山浦愛幸会長です。




県の経営者協会には、県教委も職業系を中心とする各高校もお世話になっていますが、実際には事務局との関係で連携が図られていて、県の経済界のトップから高校の教員が直接話を聴き、質問もできるという機会は、普通に生活している限り、まずないと思いますし、少なくとも、こういう機会はこれまでありませんでした。

山浦会長は上田高校のOBでもあります。

戦後すぐに旧滋野村に生まれたというところから自分の生い立ちを話し始め、続けて、現在の教育に対する感想や産業界の状況、人をどう育てるか、どういう人に仕事を任せるかといったことなどを中心に話をしてくれましたが、話は極めて明確で、論旨がわかりやすく、とても参考になりました。

その後の懇親会にも出席してくれ、大いに会は盛り上がりました。


大変お忙しい中、お時間を作っていただいた山浦会長さんと県経営者協会には、感謝を申し上げたいと思います。





Posted by 上田高等学校長. at 2015年10月09日22:11