今日は、全・定ともに通常授業、私も終日学校にいて、午後は、定時制、全日制の順番で職員会議を行いました。
全日制は来週の火曜日から一斉考査(1・2年)・総合試験(3年)、定時制は水曜日から一斉考査で、どちらもテスト1週間前に入っていて、特別な事情がない限り班活動を休止し、学年などそれぞれが工夫してテスト前講座を開いています。
10月28日の143のブログで書いたように、昨日東北大学で行われた『第9回 青春のエッセー 阿部次郎記念賞』の表彰式に出席した、2年生の青木至人君が校長室に報告に来てくれましたが、青木君は、表彰式の前に知人の東北大学大学院教授の所に行き、面白い「土産話」を持ち帰って来ました。
その話を聞き、早速、実現に向けて検討を始めました。
加えて、今日はグローバルな話題を2つ。
1つ目は、何度かこのブログで紹介したように、生徒が中心になってネパール震災復興支援募金を、JAITIを通じて現地に届けましたが、その後日譚です。
企画について校長室に相談に来た生徒に一番強く言ったのは、募金を集めて送るところまでで終わりではなく、実際に何に使われたか、「証拠」を基に募金してくれた人たちに報告すること、でした。
募金は、JAITIがネパールに建設したレカリパシファント小学校の修復費用の一部として使われたこと、8月26日にはその小学校の全校集会で、本校から送られたメッセージカードが披露されたことの報告が、JAITIから写真とともにありました。

さらに、10月26日には、JAITIを経由してネパールから本校に礼状が届き、生徒・職員に報告されました。

2つ目の話は、10月29日の144のブログでも書きましたが、11月13日(金)に行われるSGH講演会「松尾ゼミナール」です。
『EUがあなたの学校にやってくる』と題して、オーストリア大使ベルンハルド・ツィムベルグ(Bernhard Zimburg)氏と、通訳のカールハインツ・モーセア氏が上田高校にやって来て、講演を行います。
その件に関して、大使館から広報してよいとの確認が取れましたので、今日はその内容をお知らせしたいと思います。
当日までに、出席する1・2年の全クラスと3年の選択「英会話」の講座で事前指導を行います。
そして当日は、
上田駅に出迎えに行き、13時50分から開会行事(校長挨拶など)を行いますが、希望した10人の生徒運営スタッフが、全体を英語で進行します。
13時55分から70分間、大使が英語で講演。
その後、質疑応答、閉会行事(生徒代表お礼の言葉など)、各クラスの戻ってアンケート記入。
最後に別室で大使を囲んでスタッフを中心に座談会をし、見送り、というのが、この日のスケジュールです。
許可が出たので、校内にも講演会関連の掲示がされました。

(玄関ホールのポスター)

(教務室前のEUの地図とポスター)
今日は、通常の高校ではなかなか経験できない、本格的な国際交流を2つ紹介しました。