今日は土曜日ですが、今日から2日間の日程で始まった全国人権・同和教育研究大会に出席しました。
会場は長野市のホワイトリング。
1998年に開催された長野冬季オリンピックで、フィギュアスケートとショートトラックスピードスケートの会場となった施設です。
輝く朝露をイメージしてデザインされたのだそうで、曇り気味の冬空の下でも確かに銀色に輝いていました。

開会式の1時間前にしてこの混みようです。

西日本でずっと行われてきたこの大会ですが、1985年東京大会以来30年ぶりの東日本での開催、長野県では初めて開かれるのだそうです。

会場へ向かう途中で、関西や四国などのナンバーのバスを何台も見ました。
長野大会は、校長会、人権団体、職員団体、NPOなど、42の団体で組織する実行委員会が主催していて、その組織の一つを代表して開会式で壇上に上がりました。
来賓は、文部科学省、長野県知事、長野市長、長野県教委教育長などで、参加者も「1万人規模」と言われるだけあって、会場は満席。

写真ではわかりませんが、上の観覧席は私が写真を撮っている所の上までぐるーっと両側に続いていて、これ以外にも会場へ向かう人がまだたくさんいました。
昼を挟んで、午後からは、長野市、千曲市、上田市、小布施町、須坂市の21会場を使用して分科会が開催される予定になっていましたが、私は電車で学校に向かいました。
長野駅で、しなの鉄道の隣りの線路に停まっていた「おいこっと」と書かれた飯山線のかわいい特別車両を初めて目にしました。

駅員さんに訊くと、席にテーブルが付けられるのが特徴で、今日のように団体で貸し切ることも、普通の車両に接続して使うこともあるのだそうです。
途中、屋代高校前駅からは、制服を着た明らかに中学生の集団が乗り込んできました。
そのうち10人位が上田駅で私と一緒に降りました。
学校に戻ると3年生が模試をやっていました。
1・2年生は結構な数の学芸系班員が県高校総文祭に参加しています。
長野の人権・同和教育研究大会は明日までで、明後日からは2日間の日程で、全国高等学校協会の人権教育研究協議会が引き続き長野市で行われます。
こちらは本県の高校長会の人権教育専門委員会を中心に複数年に渡って準備をしてきており、この大会同様、史上初の長野県開催で、県高校長会の主管ですので、全日程フルに参加することにしています。