今日上田は雨。
全国で報道されているような大事はないものの、一旦晴れ間が覗いただけであとは夕方まで雨が降り続く日になりました。
大阪の府立高校がSGH関連の視察に来ていますが、折角だからと、1泊して明日の公開授業・小学生説明会も見学して帰るそうです。
今日は1冊、季刊誌を紹介します。
それは、読売新聞東京本社調査研究本部が出している『読売クオータリー』です。

正直、私も初めて手にしましたが、このNo.35・2015秋号に、本校SGHの運営指導委員である中西茂さん(読売新聞東京本社 調査研究本部主任研究員)が「ふるさとへ心を動かす〈仕掛け〉とは何か」と題した文章を書いていて、その中で、SGH指定校のふたば未来学園高校(福島県)や長野高校等と並んで上田高校を(僅かですが)取り上げてくれているのです。
よろしかったらどうぞお読みください。
1つ、昨日のブログに書かなかったことがあります。
知人の大学の先生の紹介で、日本生涯学習総合研究所の代表理事と事務局長、お二人が、午後一、朝陽科技大学が来校する前に本校に見え、英語を媒体とした論理的思考力について話をしていきました。
SGHの学びの1つの大きな柱として、課題発見→課題探究→課題解決提案ということをやろうとしているわけですが、特に最後のプレゼンで使用する言語は日本語から次第に英語にシフトしていくようにしています。
まずは、準備をしっかりして、何も見ずに英語でプレゼンができる、ということが大事なことなのですが、そこに留まらず、そこからさらに進んで、その場で質問したり答えたりといったやり取りができる、英語の「即興力」「瞬発力」を身に付けることが大事だと考えていて、それをどうやって育成していくかが課題の1つだと考えているところです。
今週台湾から来校した2団体と上田高校生との交流を見ても、英語でコミュニケーションを取ろうという姿勢、個々の英語コミュニケーション力、学年・学校全体の英語コミュニケーション力は、確実に向上していますが、アカデミックなやり取りが英語を介してできるレベルになるといいなあと思っています。
台湾研修旅行の下見に行った先生の1人から、現地で日本の高校生が英語でプレゼンした後の、台湾の高校生との英語のやり取りが課題だ、という話があって、今の1年生には、1年後までに上に書いたような力を付けてほしいと思っています。
さて、明日は、前述の授業公開・小学生説明会、銀座NAGANOでのプレゼンに加えて、『真田丸』に関係したNHKの取材・収録もあるようです。