台風15号の影響で、雨と強い風が、朝から断続的に続いています。
学校でも、冷んやりとして肌寒さすら感じさせる風が、時折外で大きな音をたてたり、窓を揺らしたりして、落ち着かない日になりました。
台風のコースや公共交通機関への影響などを注視して、学校として必要に応じた対応を考える必要もあります。
九州を北上するという、日本に上陸する台風としては、比較的長野県には影響が小さい台風でこれですから、今更ながら、台風というのは影響の大きい存在だと思います。
今日は全国学力テストの結果が公表されるということで、関係者は二重・三重に落ち着かなかったのではないかと思います。
さて、昨日約束したとおり、今日は中村瑠佳さんのことを書きたいと思います。
土曜に行われた北信越国体・馬術競技・少年スピードアンドハンディネスで見事初優勝した、本校定時制の2年生です。
翌日大きく掲載された新聞記事が、著作権の関係でここに掲載できないのが残念です。
昨年長崎で行われた本国体で馬術3種目に出場し、すべて入賞している実力者です。
会場に出発する前の日に校長室に挨拶に来てくれた時は、元々馬との相性はいいものの仕上がりは昨年程ではないようなことを言っていましたが、どうして、大したものです。
シャイな生徒で、その時は、写真撮影に乗り気でなく、全国大会に行くようになったらオーケーですというようなことを言っていて、約束どおり、今回ツーショット写真を撮りました。

馬術を続けるためには、時間もお金も必要です。
練習は昼間に限られ、大会になれば、会場まで本人はもちろん、馬を移送することも必要になります。
そのため、中村さんは本校定時制に入学、昼間は乗馬クラブで練習し、アルバイトをしていますが、その上、ご家族の物心両面のサポートは欠かせません。
実際、昨日いろいろと話す中で、担任の先生が「家の人も喜んでいたんだよね?」と本人に尋ねた時に、一番の笑顔で「ハイ!」と答えていました。
本国体でも優勝目指して頑張ってほしいものです。